いい歳して拗れた友情は元に戻るのだろうか。
これはわたしではなくてともだちの話。小学校からの親友が拗れた。わたしも仲間にいたけれど、ふたりの関係性に比べたらなんてことはない。
わたしはそういう意味でともだちが少ない。この片方のともだちは中学校のときに知り合っていたけど、大人になってつながっている。なんか仲が良いとかいう言葉ですませたくないね。なんかつながっている。
「あのときああ言わなかったら」
って後悔するともだちは優しいと思う。いいなあ。優しいな。わたしはこんなやさしい人とつながっているんだ。
いつも自分独りで生きている気がする。ともだちってそんなたくさんいない。ほぼ本当の自分を見せられる人は片手もいない。みんなそんなもんかな。
SNSってともだちの数がでる。それを頼りにしている人もいる。投稿していいねされることがうれしい人もいる。そのためにこういうの投稿しているんだなって冷めた目でみているわたしがいる。自分も誰かに注目してもらえているという安心感がまったく欲しくないわけでもない。けど他人のことだと厳しい目で見てしまう。
ほめられたいよね。みてほしいよね。いいねっていわれたいよね。
わたしはそういうのから全然関係ないところにいたくなるときがある。きえたくなるとき。そういうときは、息を潜めてそーっとしておかないといけないんだ。わたしの奥底にあるきえたいが暴れないように。そーっと。そーっと。
さあ、寝よう。おやすみなさい。