集中すると寝ないで読んでしまうので、不眠症悪化させるだけなので通勤だけ読むことにしていた。
でも…必死に読んじゃった。
『三体』は中華SFで、こんなに中国のSFが面白いなんて知らなかった。他のもちょっと読んでみている。
Ⅰは中国の文革から始まり、わたしにとっては過去からスタートした。それが現実のわたしの今という時間を追い越し、Ⅱではさらに冬眠ということでもっと先の時間に飛ぶようになった。
Ⅲに至っては最初からジェットコースターに乗っているようなスピードですべてが展開していく。そしてわたしの視点はヒロインの程心の視点にありつつも、そのいる場所の壮大さにどんどんどんどん外にぶっ飛ばされているような感じになる。
とにかく面白い。どんどん進んでいくんだ。
自分がどうかということが関係ない絶望に立ったときに人がどうなっていくのか。そのギリギリを想像力を膨らませて考えてるうちに次の場面に変わっていく。
最期の程心と「ある男」の関係についてはふたりになるとそうなのかな。。。もう一人の「あの男」のことを思うと切ない。 誰か語り合いたい。
さあ、やるべきことに集中しよっと。おやすみなさい。