きこえてきたこと

哲学、読書、文学、宗教、映画、日々のこと。

元気になっているのかもしれない

 昨年末の会社の健康診断の結果はよくなっていた。

 乳ガンと子宮筋腫の要観察も通常の一年に一回でよくなった。

 昨日連休明け、1ヶ月ぶりに心療内科に行って血液検査をしてもらったけど、いろんな数値がさらによくなっていた。

 体が元気になっているのかもしれない。

 メンタルはしんどいことが多いのだけど、急にきえたくなる頻度はたしかに減っている。なんかよかったこと、あるかな。

 仕事は忙しいけど、ピアノを弾いたり、音楽を聴いたり、友だちと話をしたり、好きな本をのめり込むように読んだり。そういうのがいいのかもしれない。

 

 最近、友だちがSNSに懐かしい音楽をあげていて、自分も思い出しながらYouTubeを検索して見た。10代の頃。当時のわたしと今のわたしが交錯する。変わっただろうか。変わったと思うけど、芯のようなものは同じ。じゃあ、しの芯ってどこにあるんだろう。自分の中を見回してみてもどこなのかわからない。

 年を取ると記憶が曖昧になる。社会人になってから、いや、大学生の頃からかな。目の前のことにいっぱいいっぱいのせいか記憶があまりない。子育ての記憶もなんだか曖昧で、わたしも今しかみてないのかもということも感じた。でも子どもの頃の事って思い出せるのはなんでだろう。わたしという人間が出来上がっていく過程の新鮮な驚きの連続だからかな、と思った。

 とにかく、わたしは元気になっているようだ。睡眠導入剤は続けるけど。