『夜は短し歩けよ乙女 』森見 登美彦 角川文庫
すごく今更感があるけどKindle Unlimitedだったので読んでみた。
今年は小説も多めに読みたいのよね。
京都大学周りの世界観なのね。これはこれで面白い。京大っぽい(笑)
先輩と黒髪の乙女の視点で交互に書かれている様はわかり合えない感がいいねえ。
個人的にはパンツ総番長と紀子さんが最高。
なんとジャンルはラブ・ストーリー・・・。そうか、そうだったんだ。
主人公の「先輩」と「黒髪の乙女」は本名がないのだけど全然違和感ない。なんというか、人というのはビジュアルがわかって関係性がわかっていたらそれと認識ができるものなのねという事を感じた。「先輩」と「黒髪の乙女」が登場人物たちとであうことで関係性が出来ていく、世界が広がっていく感じがする。
異世界トリップ的に楽しめる小説だった。
さあ、今年もいっぱい本を読もう。