きこえてきたこと

哲学、読書、文学、宗教、映画、日々のこと。

『キングダム・オブ・ヘブン』2005年 リドリー・スコット

キングダム・オブ・ヘブン』2005年 リドリー・スコット

現在十字軍にお熱なのである。塩野七生の『十字軍物語』を一気読みしたため、かなりお熱なのである。

そこで映画でも見たい!!!となって調べたら、ストーリーは大分改変されているけど雰囲気がリアルに近いのがこの映画。

本で読んでもすごいなって思ったけど、視覚化された宗教騎士団の服を見るとおおおおおってなる。白地に赤と黒地に白。

気になっていたボードワン4世も出てきて大満足なのであった。

イェルサレムとはなになのか。そこをめぐってキリスト教イスラム教は争っていたのだが、本当は場所ではなくてそれぞれの内にある信仰なのかもしれないと感じた。

主演のオーランド・ブルームは当時ロード・オブ・ザ・リングレゴラスもやっていたと思うのだけど、こういう中世っぽいのが似合うな。父親役のリーアム・ニーソンがちょっとしか出なかったのも残念。
後半のスピードと盛り上がりは非常によかった!