きこえてきたこと

哲学、読書、文学、宗教、映画、日々のこと。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『ドリアン・グレイの肖像』ー久々に読んだ耽美な世界ー

おもしろかった!!! ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫) 作者:ワイルド 光文社 Amazon 前に読んだ哲学系の本の中に出てきたおすすめの一冊でリストにあったので読んでみた。あらすじも知らず。 浮かび上がる情景は華々しくて豪華で美しい…耽美な…

『ニュー・シネマ・パラダイス』 忘れていたことを思い出させてくれる

ニュー・シネマ・パラダイス (字幕版) フィリップ・ノワレ Amazon 『ニュー・シネマ・パラダイス』といえば主人公のトトの顔。印象的な目でとてもかわいい。 やっぱりアルフレードの映画のような気もする。トトを愛し見守る存在として、ああ、わたしにもこん…

ミロ のおもいで

睡眠導入剤を飲んでいて困ったことがひとつある。 副作用で味覚障害で何でも苦く感じてしまう。水すらも。そしてわたしの大好きな牛乳。これがどうしても変な味になってしまうのだ。つらすぎる。 でも飲みたい。できる限り美味しく飲みたい。そこで、甘みを…

本の読み方

今日はちょっとした講演会に行っていた。講師の方が研究対象の著書を読むときに、「その人と向き合う」とおっしゃっていた。小説じゃない分野の話なんだけど、小説でもそれが言えるかもしれないと思った。 「どうしてこの表現にしようとおもったのか」「なぜ…

『老人と海』を久しぶりに読んだ

高校生くらいの時に読んだ『老人と海』を改めて読んでみた。当時、現国の問題の模範解答みたいな解説をちらっと読んでもあまり納得がいくないようじゃなかった。 老人と海 (光文社古典新訳文庫) 作者:ヘミングウェイ 光文社 Amazon

無駄ではない時間

いま、鳥おこわを炊いている。 在宅勤務をしていて、「そろそろ貯蔵食品の整理をしなくちゃな」とおもったら、貯蔵棚の一番下にあるもち米の存在を思い出した。そうしたら急におこわが食べたくなったので、急遽スーパーに材料を買いに行ったのだ。ここで手作…

『三体Ⅲ 死神永生』を読んだ

集中すると寝ないで読んでしまうので、不眠症悪化させるだけなので通勤だけ読むことにしていた。 でも…必死に読んじゃった。 『三体』は中華SFで、こんなに中国のSFが面白いなんて知らなかった。他のもちょっと読んでみている。 Ⅰは中国の文革から始まり、わ…

すてきなルーチン

心療内科にいって一ヶ月半。お医者さんを変え薬が変わり、とても調子がいい。 木曜の夜と金曜の夜に試しに薬をやめてみたけどやっぱり3時間で目が覚める。 8月に向けて忙しくなるのでバランスを取るためにもお薬を続けようと思う。 土曜の朝は、10時半に家を…

のこのこのこのこ

今はまってる動画。 youtu.be すばらしい。これだけずっと聞いていたい。 どこがどういいのかなんて説明できない中毒性。 歌詞もいいとおもう。 シンプルだけど、いい。 ともだちにこれ聞いたらねこになりたくなったっていったら、死後にねこに食べられた孤…

予想していても…

昨日SNSに対しての思いを日記に書いたばかりなのに。 earthlydesires.hatenablog.com 実はFacebookをしていて、古い友達がわたしを公開範囲から外していることがわかってしまった。ここ一年ほど投稿のテイストを変えていたので合わないと思ったんだろうとは…

気になるのがもうだめなんだ

知っている人がYouTubeで動画を上げているんだけど、FacebookやTwitterで、「こんなにたくさんの人が見てくれてます!ありがとうございます!」と書き込んでいる。でもどう見ても不自然な数なんだよね。 100単位で再生回数が上がってピタっと止まる。 どうみ…

一所懸命だからという言葉

一所懸命だったらすべては許されるのか。 最近思うこと。 一所懸命だったとしても、向かう方向が違っていたり誰かを傷つけていたらそれはそれとして事実を受け入れなければならないのではないかな。 一所懸命だから、否定してはいけない。 そういうのはおか…

いやなこととうれしいこと

いやなことがあるんだけど、全然別のことですごくうれしいことがある。帳消しにならないわたしの心の中って不思議。こっちがうれしいからいいじゃないか、ではすまないわたしの心の中のバランス。 先月ぐらいはいやなことかどうかもわからないけど、前に進め…