きこえてきたこと

哲学、読書、文学、宗教、映画、日々のこと。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『推し、燃ゆ』 宇佐美りん

推し、燃ゆ (河出文庫) 作者:宇佐見りん 河出書房新社 Amazon 推しがいる。自分にもいるからものすごくよくわかる。年齢や対象は違えども、推し推す感覚は読んでいて、ああ自分の中にもこれがあると感じた。 投影だよね。偶像(アイドル)と自分の一体感って…

まるまる一週間

メンタルをやられ、7ヶ月休んで復帰してフルで1週間勤務した。正直通勤電車で体力を削られる。あんなに毎日通ってたのに身体はわすれるものなのだなあ。しんどいぜ。 それでも落込むことも焦ることもなく仕事をすることが出来ている。ぼちぼちだけども。 休…

『ハーモニー』伊藤計劃

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) 作者:伊藤 計劃 早川書房 Amazon 『虐殺器官』に続いてこちらも。健康が全て管理された世界。生きる、老いる苦しみがとてもとても縮小されている。その価値観に驚かされる。 身体に悪いことを取り締まり、心が乱されればすぐに…

お仕事してます

仕事に復帰。すごく緊張したけれども、まったく自然に元通り。 本当にずっと休んでいたのかも分からないくらい。 産業医との面談で、当面は残業しないという配慮をしてもらうことになった。 通勤が意外としんどいね。いやいやこれずっとやってきたのにちょっ…

不思議だなあと思うこと

娘が髪の毛をショートカットにした。その写真を父親に送ったら、「お母さんに似てるね」と返事が来たらしい。 あの人、わたしのことを子どもたちとの話題に出すのね。 不思議な気持ち。 離婚してから一度も会ったことがない。 もう今は思い出しても苦しいこ…

復帰します

全然書いてなかったメンタル日記。 今日、復帰することが決まりました。 ほっと一安心。 自分では猛大分いいと思っているけどなかなか先生がうんと言ってくれなかった。 きちんと休めと。 今日の診察で復帰したいと再度訴えたら、「そうだね、もう大丈夫だね…

『虐殺器官』伊藤計劃

『虐殺器官』伊藤計劃 ハヤカワ文庫JA 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) 作者:伊藤 計劃 早川書房 Amazon スーッと読もうと思ったらスーッと読めてしまう。SFなのだけど、人間としての自分を主人公が見つめて行く様が自分に重なっていってしまう物語。 暗殺を行う…

2024年が始まって

地震や大きな事故で正月感がないスタートだった。 ちょっとうれしいことがあった。 わたしの影響で息子がKindle Paperwhiteを買ったのだ。 Kindle Unlimitedにも入って、自分の好きな分野以外の読書を広げていくらしい。読書メーターも紹介した。カバーも買…