今日、ベトナム人の年下のともだちからLINEがあった。
4月ぐらいから転職について相談されていたけど、無事に新しいところが決まったそうだ。
日本語は話すのがすごく上手だけど、書くのはちょっと苦手。ほんのほんのちょっとだけ違和感が隠れている日本語でわたしに聞いてくる。
「あなたも家に帰れなくてさみしいでしょう。ご両親は元気ですか。」
彼女はコロナになってから国に帰れていない。
わたしに聞いているようで、彼女の中に聞いているような気がする。
彼女の妹が来日したときに会った。なつかしいなあ。あれはもう3年も前になるのかあ。
かつては同じ街に住んでいたのだけど、彼女は職を求めて遠くに行った。
いまはたまにLINEで連絡を取るだけになってしまった。
わたしたちに人種の差はない。言葉がちょっと違うだけ。人間としてはなんの違いもない。
わたしたちはかつて共通の友人の困難を助けたことがある。そのときからわたしたちはどれだけ時間が空いたとしても、どんなに距離が離れていたとしても、いつも同じ調子でつきあえるともだちなのだ。
いつも会社で顔を合わせている人とはうまくいかないのになんでだろうね。人との付き合いって、不思議だね。