きこえてきたこと

哲学、読書、文学、宗教、映画、日々のこと。

電車の窓からずっと風景を見ていた

 今日は朝からとあるお稽古に行く予定で、8時すぎに電車に乗った。昨日病院で新しい睡眠薬を処方してもらったら、起きれたものの大分調子が狂っている。

 なんとか準備をして電車に乗ったんだけど、床がゆがんで見える。まっすぐ歩けない。吐き気がする。

 駅で先生が待っていてくれたんだけど、事情を話して直ぐ帰ることに。

 帰りはずっと窓の外を見ていた。いつもはKindleで本ばかり読んでいるけど、気持ち悪くてそれどころではない。通勤で使う路線ではないもっと田舎。低い山並みと、広がる農耕作地をずっと眺める。もう大分帰っていない故郷の風景と似ているなと思う。今年のGWも帰れなかった。別に実家に帰りたいというわけじゃないけど、故郷の空気を吸いたいんだ。吸いたい。

 帰って布団に入って寝た。インターホンにまったく気がつかないほど寝ていた。副作用のようだ。わたしに合う薬ではなかったようだ。

 夕方になって身体がちょっと戻ってきた。気持ち悪いのも落ち着いてきたので、お味噌汁を作る。実家から送ってもらったかまぼこを入れる。それだけでちょっと満足。

 ためていたプライベートの事務処理をやる。頭の回転も戻ってきたみたい。

 ちょうどそのとき、ともだちからの宅急便が来る。お菓子を送ってくれた。夕飯のあとのデザートに台湾のアップルケーキをかじりながら事務処理をもくもくとする。

 さて、お薬はちょっと勝手ながら減らすか。

 あしたは依頼されている事があり、出かけなくてはならない。しっかりしなくては。

 今日はともだちからの連絡が少なかったけど、不安にならなかった。忙しいんだなと思っていた。そういう不安もあったのかなと今になって気がつく。

 自分のことをケアして、ちょっと「自分が」美味しいものを食べて、ゆっくりはできたかな。

 今日は本を読んで寝よう。難し目ので入眠するのだ。