きこえてきたこと

哲学、読書、文学、宗教、映画、日々のこと。

大っ嫌いな人

 会社に大っ嫌いな人がいる。そのひとが来週いっぱいで再雇用満期で辞める。

 なんで大っ嫌いかというと、十数年前から同じ部署だったのだけど、当時わたしは育児休暇上がりで営業部隊だけど事務処理を一手に引き受けていた。なんでもやっていた。その人はまったく仕事をしなかった。営業だっていうけどシステムを覚えないから結局売れない。やって出来ないなら仕方ない。でもやらないで出来ないのは当たり前。わたしはそこが嫌で嫌でたまらなくて異動願い出していたんだけど、上司と一緒に楽をするためにわたしの異動願いが握りつぶされていた。後でわかった。3年ほど無駄にした。

 晴れて新しい部署でわたしは仕事をしていたのだけれど、一昨日、以前の部署(縮小された)にいる中堅の男性が忌中のため一週間抜けることになった。それと大っ嫌いな人の退職前有休消化が重なってどうにもならなくなった。そこで5年ぶりくらいになるけどわたしが助っ人で入ることになった。久しぶりに大っ嫌いな人も交えて打ち合わせをした。そうしたら、「もうだいぶんやってない○○さん(わたし)にやってもらうのも悪いので、有休消化やめてでますよ」と。申し出る。

 でもわたしは思った。全然そんなことしなくていい。わたしがメンバーに指示出せば効率よく出来るからまったく出てくれなくていい。打ち合わせ中にメンバーを引っかき回していることがよくわかったのであった。

 そんな3日位恩着せがましく出社するといわれても、全然わたしはありがたくもなんともないのだ。会社にとって一番効率のいい方法でいけばいいのだ。

 やっぱり大っ嫌いな人は最後まで大っ嫌いだった。たぶんわたしの性格が悪いのだ。