ともだちのおすすめで読んでみた。
ああ、これは安易にあらすじが紹介できない。どんな人に読んで欲しいともいえない。だれでも読んでほしい。今小学生の子でも、おじいちゃんでも、誰でもいい。
わたしは小学校の時、学校に行きたくなかった。朝集団登校で行くのだけど、「体調が優れません」といって早退したり、保健室にいたりすることが多かった。
そのときのわたしに一気に向き合う瞬間が訪れるような本だった。いや、学校に行きたくない=どこか社会と触れることに恐れや辛さを抱えているのは今のわたしも変わらない。過去のわたしに向き合って今のわたしが励まされるみたいななんともいえない感じがする。すばらしい。ほんとうにすばらしい。騙されたと思って読んでみて欲しい。