村上春樹を順番に読んでいこうシリーズ 14
やっぱり短編はいいな!
絵本版でよんだけど、行動のリアルなところと発想のファンタジーさのギャップがいい。
・象の消滅
象はよくでてくるよね。消滅することの大きさによる違和感の有無みたいなのがそうかとおもって残った。
正直こんな兄妹は気持ち悪い。
・双子と沈んだ大陸
双子!ピンボールの世界ふたたび。
・ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界
自分しか思い出せない暗号的書き方ってあるなと思った。
・ねじまき鳥と火曜日の女たち
ねじまき鳥クロニクルの冒頭部分。一部違うけど。
心情表現が独特の詩的なものがあるだけに、行動のリアルさが描写の向こうから自分の中に現れたときにそのギャップみたいなものがいいなと思うのだ。