きこえてきたこと

哲学、読書、文学、宗教、映画、日々のこと。

役に立たないわたし

 他人を元気づけるっていうのはむずかしい。わたしが下手なだけかもしれないけど、すごくむずかしい。自分だったらこうして欲しいと思うことをしようとも考えるのだけど、相手は自分じゃない。本当にまったく違うことをして欲しいと思っているかもしれない。そしてそうして欲しい相手はわたしじゃないかもしれない。と、そこまで考えるとなにもできなくなってしまう。

 わたしはとても冷たい人間だから、「自分は誰かのために献身的にすることが好きです」というようなことをいう人が信じられない。それは本当に相手が望んでいることなの?自己満足じゃないの?と思ってしまう。

 なので自分が「誰かの役に立ちたい」と思うとき、他人を元気づけるというシチュエーションにおいて、わたしは自分がまったく無力であると思う。

 だめだなあ。