きこえてきたこと

哲学、読書、文学、宗教、映画、日々のこと。

詩が苦手

 詩、ポエムが苦手だと思う。

 幼稚園くらいの時に、近所の小学生のおねえちゃんと遊んでいて、多分学校で習ったんだろうと思うけど、詩を書く宿題があるから一緒に詩を書こうといわれた。

 ひらがなとカタカナ書けるくらいだったので、全然意味がわからなかったのを覚えている。

 

 今言語学系の本で「ことば→人→ことば」というフローがあるというのを読んだ。わたしの発する前に言葉があって、わたしはそれを発するんだ。うーむ。これを読んだときに真っ先に思うのが、「センス」。詩ってセンスだよね。読み手がそこにある言葉以上の世界を感じ取れるかどうか。これって発する側と受け取る側の息が合うってことじゃないかな。なので漠然と思っていたのが、すごくいいといわれる詩とか俳句でも自分はあんまりって思うことがある。それってやっぱり相手とシンクロできるかどうか。たまにおもうけど、いい!って思ってるポイントがひょっとしてちがうんじゃないかとも。そう思うとなにかにつけて正解が欲しいわたしとしては苦手な感じがする。

 詩とか俳句ができるひとってすごいなと思う。それをいい!といえる人もすごいと思う。わたしは感想なんかいわないで、ひっそり「これってこんなんかな」って自分の世界で楽しむだけさ。