どうしてこうなってしまったのかについて考えてみる。
一つは、誰もわたしの業務内容を本当に把握している人がいない。みんながやりたがらない部類のものを全部引き受けてきたので上司も知らない。報告はしているけど、興味がないからしらないというのが本当のところかな。
そんなの適当にはやればいいとアドバイスをくれる人がいたけど、適当にやったら後で痛い目をみることばかりであるのをまったく理解してくれないのが苦痛だった。だから納期が守られているのだけどね。最初から丁寧にやることで。そういうことに理解を得られないのもすごく辛かったなと今更ながら思う。
ひとつひとつはそんなたいしたことはしていないと思う。でも全部を納期通りに完璧に仕上げるには量が多すぎた。一日の18時間を仕事に捧げても間に合わないってどう考えてもおかしい。SOSを出しても「それはあなたの仕事だからまずは自分でなんとかしないといけない」といわれてわたしの中の何かが壊れた気がする。全部やろうと思っていた。出来ると思っていた。でもそれがまったくそう思えなくなってしまった。無力感。
仕事のことを考えたら、鬱々としてしまうので考えないようにひたすら何かをしている状態。
ただ、まだわたしはましな状態なのかも知れない。ごはんも食べられる。身体がしんどいのはまだあるけど。前を向けると思う。誰かを恨む気持ちもない。
とりあえず、生きている。わたし。