きこえてきたこと

哲学、読書、文学、宗教、映画、日々のこと。

不安

 4月に入ってから、睡眠がおかしい。

 二日ほど、一睡もしないで会社に行った。

 寝られたと思っている日も、スマートウォッチの睡眠計測とストレス測定がおかしいことになっている。寝てる時間にストレスがかかっている。

 

 ずっと不安だ。

 なにに不安なのかわからないけど、突き詰めたら生きているのが不安だ。 

 結構自分のやることに自信を持っているタイプなのだが、どんどん無力感が増してきて、自分が今役に立っているのかどうかが自信なくなってくる。

 いままで生きてきて、「これだ」ということでストレスがあることなんていくらでもあった。今回は、とにかくすーーーっとなにかが自分の身に忍び寄るようにこうなってしまった。

 寝られない。本も読んでみるけど、寝られないときは目が滑って読めない。暗闇の中でじっとしている。

 カーテンのない小窓がある。そこから深夜の車の往来の気配を感じ、朝日が入ってくるのを見る。一日という単位が曖昧になる。

 日中に動悸がする。心臓の音が気になる。しんどい。ひたすらしんどい。一睡も出来なかったときは、会議中もなめらかな口調で話をしているのに、それが自分じゃないみたいで、「ああ、なんて上手く話しているんだ。わたし。」と客観的にみているもっともっと内側のわたしがいる。変な感じ。

 今は大丈夫。でも明日はわからない。自分が社会生活をする=会社にいく という行動に確信がなくなってきた。不安ってなんだろう。原因を見ようと思ってもなんだかわからない。不安という実体があるのではなくて、関係性がはっきりしないことが不安なだからかな。関係性をはっきりできないのは、わたしの認識がぐらついているから?そのわたしの認識をわたし自身が疑っているから?疑っているわたしというのは誰なんだ。

 明日、わたしは会社にいけるのか。でもぎりぎりなんとかなるとも思っている。

 

 ともだちに、いい加減にしろといわれ、自分で決めるのではなく、人に言われるというのも自分で決めなくて良くて楽だし、生まれて初めて心療内科に行くことにした。寝たいから。