きこえてきたこと

哲学、読書、文学、宗教、映画、日々のこと。

『羊をめぐる冒険』村上春樹

羊をめぐる冒険村上春樹 講談社文庫

村上春樹を順番に読んでいこうシリーズ 3

 ちょっと時間が空いたけど再開。

 ちなみに今のAmazon50%ポイントバックKindleセールで長編の合本を買ってしまった。これは一気に読むしかない。

 正直ストーリーを忘れていた。耳のモデルのガールフレンドは覚えがあった。

 最後、「僕」と「鼠」の会話がなんともいえない。この二人の友情なんて素っ気ない言葉でしか、しかも『1973年のピンボール』ではすれ違いでしか描かれていなかったのになんでこんなに切ないんだろう。

 村上春樹の小説はやっぱりおなかがすく。食事、掃除、日々の動作のひとつひとつで登場人物が生きている事を確かめている感じがする。それがわたしに共鳴してわたしの中の生きることを刺激される気がする。

 時に大胆な比喩表現は、自分の中にその比喩を是とするものがあるかどうかをまさぐらせるようなところがある。そしてわたしは自分の中をわさわさ探して意外とピッタリくる喩えに頷くのであった。

 ネットで調べたおすすめの読む順番で、この次は『ダンス・ダンス・ダンス』となる。これ小説だけだと多分『レキシントンの幽霊』までは読んでいると思う。当時。

 さて。淡々と読み進めていくか。

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