結局会社は休んでいるまま新しい年を迎える。
復帰のためのリハビリはしているのでそう遠くない未来に会社に行くのは確かだと思う。
行きたくないなあとかそういうのはない。
純粋にはたらきたいなという気持ちがわいている。
それを大事にいまをしっかりみて、自分の機嫌を取っていきたいと思う。
生きるために進んでいく身体はこれしかないのだから。
2024年は
丁寧に今を見る
ことをしていきたいと思う。基準はわたし。
結局会社は休んでいるまま新しい年を迎える。
復帰のためのリハビリはしているのでそう遠くない未来に会社に行くのは確かだと思う。
行きたくないなあとかそういうのはない。
純粋にはたらきたいなという気持ちがわいている。
それを大事にいまをしっかりみて、自分の機嫌を取っていきたいと思う。
生きるために進んでいく身体はこれしかないのだから。
2024年は
丁寧に今を見る
ことをしていきたいと思う。基準はわたし。
村上春樹を順番に読んでいこうシリーズ 26
前知識なく読み始めたら、「あれ?『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』じゃない???」となった。もちろんそんな焼き直しではなかった。
あとがきを読んで経緯を理解した。元々は『世界の終り…』の前に中編小説のような形で世に出ていたらしいが本として出版はされていなかったそうだ。この小説を書き上げることができると40年経って思われたらしい。
夢読み、壁の中の世界、影…。現実と想念の中にある世界が交錯して一つに集約していく。なんというかずっと村上春樹氏の作品を連続して読んでいて思ったのが、すっきりした解決があるわけではないけれど、なにか最後に向かってすぅぅっと一点に突き進んでいく感じがする。
これで最新刊まで読み終えた。小説のみだけど。発刊タイトル26、文庫本ベースで39冊。よく読んだなあ。
一人の作家の作品を発表順に読んでいくということをやってみたけど、本当に村上氏の変化を感じながら、時間を共にしながら読んだ気がする。ことばはやはり対話なんだな。素晴らしい読書経験だった。
村上春樹を順番に読んでいこうシリーズ 25
短編集の最新。
「石のまくらに」
短歌を交えた短編。昔の作風を思い出す。
「クリーム」
招待された演奏会がなかった…。老人のクリームのつぶやき。
スッキリしないけどなんかいい。
「チャーリー・パーカー・ブレイズ・ボサノヴァ」
手にしたはずのLPがなかった話。不思議ストーリー。
「ヤクルト・スワローズ詩集」
ヤクルトファンでなくても推しがいる人には伝わる熱さ。
「謝肉祭(Carnaval)」
これよかったな。人の魅力って、目の前にしないとわからないよね。
「品川猿の告白」
以前出てきた品川猿のその後。おもしろい。
「一人称単数」
これは自分の中に誰かを傷つけたことを否定できないということかなと。
それは自分もそうだな。
ちょっと大人な感じがする短編集だった。